政策 その2：脱炭素社会にむけての県内発電ダムの整備・活用

• 県内の既存ダムの貯水容量を増やし、水力エネルギーの増産を目指します。
• 神奈川の水源地である丹沢の森林を保全します。
• 水素を使った燃料電池による燃料電池自動車・バス・フォークリフトなどの実用化を支援し、推進します。

脱炭素社会への施策推進が世界的急務となっています。ＣＯ２を大量に発生させる石炭発電に多くを頼るわが国にとって、それに代わるエネルギー源を探すことは極めて難しい問題です。原発に頼ることなく発電源を求めるとすれば自然エネルギーしかありませんが、
太陽光や風力はコストや安定性などの点で問題が残っています。
　そこで考えられるのが、水力発電です。今さら水力発電と思われるかもしれませんが、実は、現在存在しているダムに手を加えるだけで、大量の発電が可能になると言われています。幸い神奈川県には発電所を持つダムが三か所あります（城山ダム、宮ケ瀬ダム、三保ダム）。これらに手を加えて貯水量を増加させることで、安全かつ安価な電力を得ることができるのです。
また、ダムによる水力発電を増やすためには水源地である丹沢山塊の森林を守ることが不可欠であり、それは、神奈川の美しい自然を保護することにもつながります。
なお、脱炭素社会実現のためには、水素エネルギーの活用にも取り組むべきと考えます。